2014年6月20日金曜日

原野にオオハナウドの群生



白い花が無数に集まっているこの花の名は、いったい何?



アトリエポムの建物裏に群生している大きな花の名前がやっと分かりました。

オオハナウド


「オオハナウド(大花独活)」(セリ科 Heracleum lanatum) 
学名は、ギリシャ神のヘラクレスにちなんで付けられたそうです。

レースフラワーに少し似ていますが、この存在感は、見事な物です。
1.5m~2m位までの高さに育ちます。

花ことばは「純粋な愛」。
食べることも出来るそうです。

でも、この花が庭に入り込むととても大変な事になってしまいます。
すさまじい生命力で、他の可憐な花たちを浸食してしまいます。

わが庭も一度、この花に占領されたことがあります。
大切に育てていた花や小木を全滅させてしまいました。

庭を全部掘り起こし、この花を退治して新たに作り直しました。

でも、すっかり退治したつもりだったのに、長い年月の間に
また地下で根を伸ばしたのでしょう。
いつの間にか花の間から顔を出し、白い花を咲かせています。
まったくたくましい花です。

この花は、野幌森林公園内にも群生しているそうです。

 「オオハナウド Wikipedia」

野幌森林公園


「カフェ&陶芸の店 Atelier POMME」の建物が建っているこの土地は、もともとは原野。
見つけた時、大きな松や白樺が生え、背の高さ以上もある雑草がうっそうと生い茂っていました。

これが工事前の写真です。

正面からの景色

春の写真なので、雑草はまだあまり見えませんが・・・。

下から見上げた景色


建物前は駐車場として整備されたものの、裏手にはまだ手つかずの原野が残っています。
この原野を最終的にどのように整備していくかは、まだ思案中。
       お店にいらした時は、窓から見える自然そのままの風景も楽しんでくださいね。


手前の白い花がオオハナウドです。


そろそろ見頃が終わり、種が出来始めています。




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